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「風立ちぬ」で救われたコト
2013,09,25, Wednesday


宮崎駿が引退するというのを、私はひと月以上も前に予測していた。

最後となった作品「風立ちぬ」を見たときに。。





私が心惹かれる「ゼロ戦」が出ている。

必死な時代の生き方が泣けるくらいにいいなと感動させる。

だけど全編を通して、私にとっていちばん心に響いたコトバが

「創造の活動は10年」ということだった。



ゼロ戦設計者の二郎が夢の中で憧れのイタリア人設計者カプローニから言われるコトバ。

こまかいセリフは思い出せないが・・・つまり

設計でも絵画でも、、創作の力が出せるのはせいぜい10年だ、ということだ。



宮崎駿がそれを映画中で言わせたことに、心が揺れた。



創作の世界は狂気じみている。

すごいものを世に出そうとするならば大きな才能と精神力がいるし、

それを目指す道のりはひどく険しく苦しい。

宮崎駿のその力は神がかり的だと尊敬する一方、ヒリヒリする苦悩も想像していた。



私は大学3年の冬に”もの書き”を志し、その後出版社の仕事につくが

当時よりずっと持ち続けている夢がーーー

「生涯1冊でいいから本を出したい」というものだったのだ。



私にとって結婚に代えても果たしたかった大きな夢。

今、紆余曲折を経て出版とは別の仕事についた私が、

企画を上げて頑張れば本を出せるかもしれないお話があるにもかかわらず・・・

なぜかなぜかどうにも着手する気になれないジレンマ?(心のブロック)を抱えていた。



カウンセラーというメンタルのプロの仕事に就きながら、

なぜこのヒニクなブロックを外せないのか?????

原稿に手をつけようと机に向かうことすら拒否感がある。

コの字型に机を避け続けている。

完璧主義の自分がハードルを上げすぎることがいけないのか??

潜在意識のセンちゃんが高すぎるハードルを、実は嫌がって逃げているんだろうか??

近年ずーーーっと課題にし、ひっかかり、試行錯誤し続けた問題だった。



その答えを、映画の中でもらった気がしたのだ。



そう、創作活動が意欲的にできる年月は限られている。

宮崎駿が10年と言うのだから確かなんだろう。

そう考えると、私の10年はとっくに使ってしまったといえる。

昔のようになぜ意欲的に書けないのか!?という恐ろしいジレンマは、天才の悟りの一言で解決に向かった。

私は「自分で自分を疑う」気持ちの悪い作業から開放されたのだ。

ナットクし、すがすがしいサワヤカな気分だった。

それならそれで、また今の自分にふさわしい力で(あきらめを持って)書くことに向かえるような気もしてくる。。



答えというのは、ある日ふいにピーンともたらされる。

私は2,3年がかりで悩み続けた問題の答えを、何度かこういう形で得た体験がある。



つまり、アンテナを張り続けること!

問題に向き合い、いつか超えてやろうとし続けていると

ギフトのように天からもたらされる!?というわけだ。





人生に問題や失敗はつきもの。

大切なのは、その失敗ごとに何を学んだかということで、その積み重ねが人間の成長となる。

最近うちのクライエントさんたちに多いのだが・・・

問題を放置したまま、解決も処理もしないで、見ないフリをして大人になったケース。



もちろんストレス回避のスキルの一つとして、「スルーする」「ヒトゴトのように忘れる」という手段もありなんだが。。

問題や失敗は成長のチャンス!と考えて、そう若いうちは特に、スッキリする解決と学びを積み重ねていただきたいなーー。

- | 03:29 AM | comments (x) | trackback (x) |