「自分がわからない」人→他人と関わっていますか?

「自分の理解」は、じつは人生にとって一番大事。

それを分からずして進むのは、そうだな~性能の分からない乗り物に乗るようなものだといえます。

競馬だってそうですよね、騎手は自分の乗る馬のことを誰よりも理解し、意思疎通できてないといけません。この馬はダートに弱い、アップダウンは得意、隣の馬が気になって気が散る馬ならば横が見えないようなガードを両目につけていたりしませんか?

自分ともう一人の自分は、騎手と馬に似てるな!と私は思っています。

その馬の特性ですが、一頭だけで走らせていても特徴は見えてきません。他の馬と比べることで、長距離が弱いとか、気が強いとか、粘り強いとか、神経質だとかが分かるのです。cohqx4h9

人もいっしょ。

多くの人と関わる中で見えてくる特徴がある。他人と擦れ合って交流する中で、自分でも思ってもいなかった新たな一面を発見し、つかむのです。

 

最近のyoutubeなどでは”ぼっちのススメ”みたいな発信も多いですが、、まあそれもアリなんですが、、それを導入してしばらく安心安全な孤独な日々を過ごした後はーーー是非ね、また世間と交流する場に戻ってきてもらいたいと思います。特に若いうちは。せっかくの人生ゲームですからね、やらかしてもいいから広いフィールドを味わって味わい尽くす権利があるんですよ!自由に。そしてその中で日々楽しんで自分理解を進めてもらいたい。自分の馬以外に重要な馬はいませんからね。興味を持って注目するわけです。愛しいまなざしで。

来られるクライエントさんのお話を聞いていると、人付き合いが苦手のな人や引きこもり生活が長かった人などは特に、自分がどんな特徴特性を持ってるのかがピンと来てないケースが多いようです。そういう場合は私から(私の体験と感覚から)「あなたはこういうところがとびっきり寛容で平和主義ね」とか「自分勝手ではなくキャパの問題なんでは?」とか「そこまで他人の評価を気にする人は上位5%くらいだわ」とかのコメントを挟んだりします。(というのも私だったら参考に聞きたいからなの)現在位置を知ってもらうところからスタートですのでね。

私は前職(取材して記事を書く編集ライター)から今のカウンセラーの仕事まで、40年弱の職業人生ひたすら人と会い話をしてきたもので、偏りのない妥当な視点だけは自信があったりします。

たくさんの人と擦れ合って得られる情報にはほど遠いですが、小さな一助にしてもらえれば、とは思います。