「ワンピース」が好きなくせに?~性善説・性悪説

「ワンピース」のアニメを見て、、かねてからギモンがありました。

 

私の周囲にも「ワンピース」大好き人間が何人かいまして、
私の友人なのでもういい大人なんですけどね、かなり熱狂的にバイブルのように愛してるんです。
(待ち受けがワンピースだったり)

 

「ワンピース」いいよお!タニコも一度見てみなよ!と長いこと勧められていて、ある時ついに見たんですが、、すごくよかったんです。
思ったよりも素晴らしくて、、「おーし、明日からもっと誰かを大事にしよう!もっと信じよう!」なんて気持ちになったのは良かったんですが。。。

私の中にある違和感が、、日増しに大きくなって行きました。

 

「ワンピース」大好き!という人に限って、
なぜか実生活では ”人なんかぜったい信用してない” タイプなんですよねー。

 

仲間を信じる気持ち? 仲間との素晴らしい絆?

そんなのをビックリするほど信じてない人たちで、時折私もサムイ思いをしてきたわけです。

 

そこで、本人に聞いてみた。思い切って。

「なんで? 自分は現実の社会では逆のことをしてんの?」と。

 

すると

「現実にはない美しいものがあるからアニメにはまる」と答えてくれました。

 

なるほどー。そういう意味でファンなのかーとナゾが解けたのです。

 

人には、「性善説」派と「性悪説」派がいるということです。

人は生まれながらに善であると考えるか、悪であると考えるか。。。

 

どちらがいいとかではなくて、それはその人の考え方の根本に横たわり、すべての人間関係のとらえ方に作用している。ということです。

私はですから、相手との話がかみ合わないな~と感じた時、性善説か性悪説か? と尋ねることがありますね。